唇を閉じたり、開いたりする時に使う筋肉で口の周りをぐるりと取り囲んでいる筋肉を口輪筋と言います。口輪筋も他の筋肉と同様に、動かさないでいるとだんだん力が衰えてきます。顔の表情筋は、口輪筋を中心に伸びているので、衰えを放置していると徐々に顔全体にたるみが生じてしまうことになります。
その口輪筋を鍛えて、頬のたるみ対策を行っているという30歳代の女性の方が、アンケートに答えて下さいました。口輪筋をどのように鍛えているのでしょうか?頬のたるみは解消されたのでしょうか?あまりお金をかけずに頬のたるみの解消を目指したいと考えている方にはおすすめの方法です。
頬のたるみ解消の効果以外にも口輪筋を鍛えると良いことがいっぱい
口輪筋を鍛えることで、頬のたるみ解消の効果が期待されますが、それ以外の部分でも、良い影響をもたらしてくれます。口輪筋を鍛えることで得られる効果は以下の通りです。
- 顔全体が豊かな表情になる。
- 顔全体が引き締まり、小顔になる。
- ターンオーバーが促される
- 口腔内のトラブルが減少する
- 鼻呼吸ができるようになる。
- いびきをかきにくくなる
- 顔の歪みが矯正される
上記が、口輪筋を鍛えることで、得られる効果ですが、口輪筋が様々なところに影響をもたらしているのがわかりますよね。これ程、いろいろな効果があるのですから、年齢を重ねるほどに鍛えることが必要になってくると思います。
口輪筋の鍛える方法には、いろいろあります。以下の記事も参考にして下さい。
tarumi-houreisen.hatenablog.com
口輪筋を半年間、鍛え続けてという30歳代の女性の方の体験談を以下に紹介します。方法などもユニークなので、参考にして下さい。
頬のたるみ解消が必要だと思ったきっかけ
顔のたるみでは、頬のたるみが一番気になっている部分です。30歳になった時、真剣に洗濯物をたたんでいるところを家族に写真で撮られてしまいました。後で、その写真を見返したところ、頬がたるんでいる事実に気付きました。
専業主婦で鏡をじっくり見ることもなく、化粧も大してしないような生活を送っています。笑顔を作って写真撮影する時とは違って、全く、自分の顔に意識がいっていない時の写真には、とてもショックなものが写っていました。そこに写っていた顔は、ブルドッグと言うと大袈裟ですが、頬のお肉が重力に負けて垂れてきているという顔でした。
確実に、実年齢よりは老けて見える写真でした。私は、元々お肌もそれほど綺麗な方ではありません。瞼のくぼみや目じりのシワ、シミ、ソバカス、くすみなど、ニキビ以外ありとあらゆる肌トラブルを持っています。そこに、たるみが加わってしまいました。
そういえば、初対面の人と話ている時に、「年上かと思いました。」と同年代の人に言われたことがありました。やはり、見た目年齢が上がっていると言うことなのだと、写真を見て思いました。
頬のたるみ解消のために行った対策とは?そのメリット・デメリットとは?
頬のたるみ解消の為に始めたことが2つあります。一つは、口をひたすらゆすいで、口輪筋を鍛えるということです。歯磨きの時にやる、ぐちゅぐちゅぺーのぐちゅぐちゅの部分を1分以上を3回程、繰り返し行います。ぐちゅぐちゅは、意外と筋肉を使うので、初めは15秒ほどしかできませんでしたが、毎日、繰り返すことで3分ほどできるようになりました。
ぐちゅぐちゅは、顔全体の筋肉だけでなく、首や頭の後ろの筋肉を使っているのが良くわかります。効果があると信じて、半年間、毎日行いました。
二つ目は、常に頬を上げるように意識することです。すこし、微笑みを意識して、口角を持ち上げることで、頬も持ち上がり、頬のたるみが目立たなくなります。そのまま、頬がその位置に固定されれば良いなという気持ちを持ちながら、口角を持ち上げています。こちらも、半年、続けてみました。
この二つの方法で良いと思った点は、3つあります。
一つは、お金がかからないと言うことです。主婦という節約を促す立場なので、お金をあまり使えません。無料で頬のたるみ対策ができるということは、助かります。
二つめは、小顔になったことです。ぐちゅぐちゅを続けることで、頬のたるみが軽くなったように思いますが、それ以上に小顔になったことがうれしいです。顎のラインがシュッとして、顔全体が引き締りました。
三つめは、肌全体のくすみが少しなくなってきた気がするということです。顔全体の血行が良くなったせいか、肌全体のくすみが取れ、肌細胞レベルで肌が若返った気がします。化粧ノリが良くなり、頬のたるみが気になり始めた30歳よりも明らかに良い肌になったと思います。
他には、常に口角を上げるように意識しているので、笑顔になりやすく、他人からの印象が良くなったと言う点もあります。
頬のたるみで悩まれている方へ
自分なりの改善方法を見つけて、続けてみることが良いと思います。化粧品などは、毎日、塗れば良いだけですが、運動や食生活などは、毎日、行動しなければならないことで、時間的な負担も発生します。その為、途中でやめてしがいがちです。面倒だし、効果が出ているかわからない時もあるので、投げ出したくなる気持ちもわかります。
でも、毎日続けることで、必ず何か変化があるはずです。目に見えなくても、きっと細胞は変わってくれていると思うと続くかも・・。明日ではなく、一年後、十年後、二十年後の未来へとつながっていくと思います。
頬のたるみは、見た目年齢に大きく影響します。だからこそ、気付いた時は、すぐに対処して、コンプレックスにならない努力をしていくことが大切だと思います。
頬のたるみ対策の為に今後やっていきたい対策と今までのスキンケアで後悔していること
紫外線対策をしてこなかったことが後悔していることです。たまに、紫外線対策の為にクリームを塗ったとしても、塗り直しなどはしたことがありませんでした。そのせいか、30歳を過ぎてから驚くほどシミが増えてきました。この後も、シミが増え続けるのかと思うと、怖くなります。
これ以上の悪化を避けるためにも、ビタミンCを多く摂取したり、未来のシミを作らないためにも夏に限らず、1年中紫外線対策をして、リンパのマッサージも取り入れていきたいと思います。